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イラストなど、絵の練習をするのに「クロッキーがいい」ということを聞きますが、クロッキーって何のことか知っていますか?
美術大学や専門学校など、絵の勉強をしたことがある人にとっては当たり前ですが、個人でイラストの練習をしている人の中には知らない人もいると思います。
今日は、イラストの練習の基本となるクロッキーについてお話したいと思います。
クロッキーとは
クロッキー(仏: croquis)とは速写(速写画)と言い、対象を素早く描画すること、またはそうして描かれた絵そのものを指す。スケッチ(写生)とも言うが、特に短時間(10分程度)で描かれたものをクロッキーと称する。
主に動物や人体など動きのあるものを素早く捉える訓練として行われる。
引用元:Wikipedia
簡単に言うと、クロッキーとは、「短時間で簡潔に描くこと」です。
モチーフは何でもよく、そこら辺を歩いている人や動物をスケッチしてもいいし、ファッション雑誌のかわいい・カッコいいモデルや映画の一場面なんかでもいいです。
とにかく「短時間で簡潔に」描くことが大事です。
クロッキーを続けていくとどうなる?
クロッキーは「速く簡潔に」描くことが目標ですので、クロッキーを続けることにより、モチーフの特徴を瞬時につけ無能力と、それを伝えるための能力が上がります。
そのモチーフの特徴を本質を的確にとらえ、それを描き起こすことを速くできるようになり、その結果同じ時間でもできることが増え、画力の向上につながるのです。
例えば、同じ絵を描くにしてもスピードが速ければ、その分描き込むこと、真実の線を追い求めることが可能になりますね。
クロッキーに必要なもの
クロッキーに必要なものは最低限、紙と鉛筆があればできます。
別に鉛筆でなくてもペンでもいいし、シャーペンでも筆ペンでも何でもいいです。
なんなら、スマホのイラストアプリを使って、指で描くのも形をとらえる練習になります。
アニメータを目指している方は、最近デジタル化の波が来ていますので、クリスタやフォトショップなどのデジタルペイントでもいいでしょう。
あと、スマホなどのアラームもあるといちいち統計を確認せずに集中できるので便利です。
クロッキー帳、もしくはノートでもいいので、自分が描いたものを残していけるものだと、成長もわかるので楽しいですよ。
クロッキーのポイント
クロッキーをやるときのポイントは2つです。
・消しゴムは使わない
・できるだけ1本の線で描く
クロッキーの目的は「速く的確に描く」ことですので、鉛筆やシャーペンで描くときも消しゴムは使わずに、常にぶっつけ本番の気持ちで描いていきましょう。
そしてもう一つ大切なことは、できるだけ1本の線で描くこと。ふと筆書きをしろというわけではなく、迷い線のように重ねて線を描くことは極力控えるようにしてください。
とはいえ、最初は難しいので「意識する」程度で大丈夫です。
ちょっとづつ上達してい来ましょう!
クロッキーをやってみよう!
では早速クロッキーをやってみましょう!
被写体は何でもいいです。今あなたの右側にあるものでも、机の上にあるものでも。
紙と鉛筆を用意して、アラームもセットしましょう。
被写体も決まらない、アラームねえよ!という人は、ポーズマニアックスというサイトの30秒ドローイングをやってみましょう。これもクロッキーです。
・・・
それでは準備はいいですか?
はい!スタート!
クロッキーの注意点
今日はイラストの練習ということで、クロッキーについてお話しましたが、これさえやっておけば大丈夫!というわけではありません。
クロッキーはアニメでいうところのラフ原画です。クロッキーは準備運動ぐらいに思って、きちんクリーンアップして絵を完成させることもしていきましょう。
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