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今日はアニメ制作現場の演出さんにスポットをあててお話ししたいと思います。
演出さんのお仕事内容
アニメの演出さんは一言で言うとその話数の監督です。
まず監督と打ち合わせをし、その話数をどうやって見せていくか考えます。
そしてそのあとに各作画さんと打ち合わせで、カットごとの説明・指示出しをしていく感じ。そうやって1話数の管理をします。
主な作業内容は
- 監督・作画さんたちと打ち合わせ
- タイムシートのチェック
- LOチェック
- 原画チェック
かな?
LO(レイアウト)のチェックといっても、キャラが似てるとかどうとかは作監さん・総作監さんにお任せします。
ここでの演出さんのチェック内容は、構図と動きです。キャラの芝居やカメラワーク、他カットの合わせをチェック・修正するセクションですね。ちなみに原画チェックではちゃんと指示通りに進んでいるかのチェックです。
演出さんには絵が描けなくてもなれる!
演出さんの中には制作進行からジョブチェンジした方がたくさんいらっしゃいます。その理由は「絵が描けなくてもできる」からでしょう。
上でも言いましたが、演出さんのチェックで必要なのは芝居とカメラワーク、カットの合わせです。「こんな感じ」の「こんな」が伝わればいいので、カット合わせができればあとはタイムシートでの修正と、〇に十字線でキャラの顔の向きの修正とかそのレベルでも大丈夫です。
もちろん描けないよりはかけるほうがいいけど、下手な修正を入れてしまうと、その絵に引っ張られて絵が崩れることがあるので要注意。
絵のクオリティはその道のプロに任せておきましょう。
演出さんのお給料は?
基本は話数ごとの報酬ですね。1話20万くらいかな?
一つの話数が大体2~3か月くらいの目安なので、掛け持ちしていることがほとんどです。
演出さんになるには?
【必要な資格:なし】
資格は特にいりません。
【必要なスキル】
- 演出力
- タイムシートのスキル
タイムシートはとりあえず置いておいて、演出に必要な能力は「演出力」この一言に尽きますね。芝居と画面の構成です。
演出力を身に着けるには、映画を見まくりましょう!有効な練習は・・・なんだろう?(笑)
【演出さんへの道】
- 作画さん→演出さん
- 制作進行→演出さん
この2つがオーソドックスです。タイムシートに触れることがあるのがここのセクションだからだと思います。
そのあとはそのまま演出さんで数をこなしていく方もいれば、監督になる方もいます。少し絵が描けるようになると、コンテマンを兼用でされる方もいらっしゃいますね。
ではでは(”ω”)ノ
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