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「ネタがない・・・」物書きの永遠のテーマだと思います。ということで本日は小説や漫画、シナリオのネタの出し方や、便利なアプリをご紹介します。
もくじ
ストーリーとドラマの違い
まず初めに確認しておきたいことが、ストーリーとドラマの違いです。簡単に言うと、ドラマが葛藤や対立で、ストーリーは出来事の羅列です。
両方とも大切ですが、読者・視聴者は人々が織りなすドラマに感情移入をします。そのためにどんな出来事を登場人物に充てるか?というのがストーリーです。
たぶん初心者で一番多いのがストーリーを羅列しているだけの作品です(僕もよく言われますwww)。ここは意識していきましょう。
ネタの種類
ざっとネタの種類を羅列してみます。
- テーマ
- キャラクター
- 世界観
- 場所
- 時間
- 出来事
- セリフ
- コンセプトアート
- 縛り
- トリック
こんなもんですかね。コンセプトアートは、イラストの一つです。僕はけっこう一つのシーン画像が浮かんできてそれをもとにシナリオを考えていくことが多いので加えさせてもらいました。例えば「時計塔を爆破している少女」とか。こんな感じ。
こういった”要素”を日ごろからネタ帳などにストックしておきましょう。便利なアプリも後程紹介します。
マンガや小説、シナリオのネタの考え方
- 日常生活から考える
- 既存の作品の構造をパクる
【日常生活から考える】
何気ない日常でも、知らない人にとっては面白いものです。例えば僕の場合、ガールズバーで働いていたことがあったので、そこはネタの宝庫でした(笑)
別に自分の日常じゃなくても、現実の事件などを参考にもできます。
それらからネタをつくるときのポイントは、「ありそうだけ実際にはなさそうな・・・」という絶妙なバランスをとることです。
他には日常で感じたことを「テーマ」として作っていく方法も。テーマをもとに作る方法はこちらに記載していますので参考にどうぞ。
【既存の作品の構造をパクる】
作品のネタをパクるんじゃありません。”構造”をパクるんです。
例えば、桃太郎は「主人公が仲間を集めて敵を倒す」というのが構造です。ワンピースもそうです。
ターミネーターの構造は「外から来た誰かが何かして帰る」という感じです。千と千尋の神隠しもこれに当たります。
実はこんな感じで大体の作品が構想は分類化できます。こういった構造に自分が思いついたキャラクターや出来事を当てはめてみましょう。
他にも構造を知りたい方はこちらの本がおすすめです↓
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面白いネタを出すために
アイディア出しするときに僕がよく行うことを紹介しておきます。
それはブレインストーミングです。
紙(かければ何でもいい)とペン(かければ何でもいい)を用意します。そしてひたすら思いついたことを単語でも文章でも絵でも書き出していきます。
キレイにまとめなくてもいいです。自分用メモなので。
ポイントは否定しないこと。なんでも思いついた端から書き出します。
そして、「普通こうだよね」の逆を考えてみると面白い発想が出てきたりします。
この時にお題を一つ決めるとやりやすいですよ。
シナリオ制作に便利なアプリ
- ストーリープロッター
- タロットプロット
【ストーリープロッター】
思いついたネタをためていくことができます。
ためていくだけでなく、質問に答えていって、思いついたネタを組み合わせてプロットを作っていくこともできます。とても優秀なアプリ。ネタの一つ一つにタグ付けできるので、”キャラ””出来事”などタグ付けしておくと便利です。
ストーリープロッター
開発元:Hajime Hata
無料
posted withアプリーチ
【タロットプロット】
これはアプリではなくWebサービスですが「どうしても自分で思いつかない・・・」「疲れた。」「天使降りてこい。」
そんなときに便利。
遠録されている何万通りもの素材から、2つを組み合わせて、お題を作ってくれます。マジ便利。「誰かが何かする」という形で出してくれるので、無理なく使えることが多いです。
物語のネタだけでなく、登場人物のヒントを出したりもできます。
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