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アニメ業界に入った時に監督に「絵はどうやったらうまくなるんすか?」と聞きました。帰ってきた言葉言葉は「模写」。それを聞いた僕はさっそく模写に取り掛かりましたが全くできない。
その理由、今ならわかります・・・・
てことで、模写ができない理由をお話しします。それらをクリアすれば模写できるようになるので読んでいってみてくださいませ。
摸写ができない理由①いきなり難しいものに挑戦している
イラスト初心者があこがれのイラストに出会って、「こんなの描けるようになりたい!早速摸写!」というのはけっこうある話かと。
そして挫折・・・
まずは簡単なものから始めてみましょう。カービーとか。
ちゃんとした(?)人物や背景を模写できるようになるためのことは後程書きます。
摸写ができない理由②基礎力が足りてない
さてさて、本題です。
模写がうまくできない人は基礎力が足りてないことが多いです。基礎力といっても、知識的な部分であって、スキル的な問題ではありません。
「基礎をつけるための摸写でしょ?」確かにその通りですが、もっともっと前の段階にあるのです。
それは”あたり”。
僕も模写をはじめたての頃は「模写をしろ」といわれたので、愚直に模写をやってました。でもどうにも思ったとおりに描けないんですよね。
そこで人物を描くときのあたりや、背景を描くときのパースを勉強しました。
そしたらある程度かけるようになったのです。
キャラクターを模写するとき、たいていの場合は服を着ていると思います。ですが、そのキャラクターにも体があります。裸を描けるようになると、そこに服を着させてい上げることで、自然に見えるイラスト描けます。
初心者のころは、「あたりとか面倒くさい」と思っていましたが、あたりがなくても描ける人は、かかなくても紙面にあたりが見えているんです。
ものの配置、顔のあたり、体のあたり、パーツの対比・・・
これがわかると格段に模写もしやすくなるので、模写ができなくて悩んでいる人は、あたりから勉強してみましょう!
こちらの本は、キャラクターのパーツごとの対比や距離感、あたりのとりかたを丁寧に解説してあるのでわかりやすいです。構図の開設もあり、イラスト初心者はここからやっていけば間違いないです↓
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思い込みに注意
あたりやパースを勉強していくと、「ここはこうなってるはずだから・・・」といった思い込みも出てくるようになります。
背景なんか特にそうで、わざとパースを崩して書くこともあったり、奥行きの圧縮も意識しないといけません。
時には思い込みを捨てて、マス目などでものの配置やパーツの距離感をとって模写してみるのもおすすめです。
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