はじめてのデッサンのやり方

イラスト・絵の練習

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今まで、模写はよくやっていましたが、最近、美術監督さんと話しててデッサンに興味持ちました。

アニメの・・・というか背景を描くには、空気感や光が大事になってきます。空気感や光の感じをマスターするのにうってつけの練習が、デッサンです。

ということで今日は、イラスト上達の練習の一つとして、デッサンのやり方についてお話します。

デッサンやることで身につくこと

デッサンで重要なのは、よく見て、よく観察することです。

例えば、実物を目の前にリンゴを描いてみるとします。

「よく観察して描いてください」といっても、大半の人は、自分のイメージのリンゴを描いてしまいがちです。固定概念というか、そんな感じの。

よく観察すると、ヘタの上のほうに節目のようなところがあったり、黒い斑点がついていたり、思っていたよりも”円”ではなかったり。

デッサンは観察力をつけるためにうってつけの練習法です。

そして重要なポイントが、「光」です。

陰影をの鉛筆で表現していくことになります。影のつけ方や空気感を描けるようになることは、背景を描く上での必須条件です。背景だけでなく、キャラクターイラストにおいても、影の付き方が不自然だったり、統一性がついていないイラストも結構あります。

デッサン力を上げることで、基礎画力が向上するのでがんばっていきましょう。

デッサンに必要なもの

まずは”初めて”のデッサンということで、最低限必要なものをご紹介します。とりあえずこれがあればできるよ!って感じです。

  • 鉛筆
  • カッター
  • 白紙(ノートでも何でも)
  • 消しゴム

最低限はこれだけあれば大丈夫です。

欲をいえば、練り消しがあれば表現の幅が広がりますし、デッサンするための紙も、デッサン帳やスケッチブックなど表面がざらざらしたもののほうが描きやすいです。

とはいえ、「画材をそろえるのに時間がかかっていつまでたってもデッサンをはじめられない。」というよりは、お手軽にでも”始めるほうがはるかにいい”です。まずはやること。これ大切。

僕も「デッサンって、木炭とかパンとか使うんでしょ?ないわ」とか思ってて今まで手をつけていませんでした。(笑)

デッサンの基本

鉛筆の持ち方

  • 順手持ち
  • 受け手持ち
  • 鉛筆持ち

【順手持ち】

大きく腕を使って描けるので、影など広い範囲の陰影を描くときに便利な持ち方です。

親指、人差し指、中指の3つでつまむように持ちます。

【受け手持ち】

こちらも腕を使って描くことができますが、順手持ちよりも力をかけずに、広範囲に薄く塗ったり、線を描きやすいです。

手のひらを上に向け、人差し指に鉛筆をのせて親指で支えます。

【鉛筆持ち】

一般的な鉛筆の持ち方です。細かい細かい描き込みに向いていますが、筆圧が強すぎると消しにくくなるので要注意。

【練り消し】

練り消しがあれば、押したつけたりして色を抜いたりぼかしたりできます。練り消し自体の形を自由に変えることができるので、細くしてハイライトの線を入れたりなんかもできます。

被写体について

デッサンをすると気の被写体は何でもいいのですが、一つだけ言うなら、写真よりも実物のほうがいいです。

単純に情報量の違いもありますが、実物をデッサンするときと違って、写真だとすで構図が決まっています。

デッサンを通して構図を決める力も伸ばしていきたいので、できるだけ実物を前にデッサンしましょう。

デッサンのコツ・ポイント

”よく観察すること”これはまぁ、デッサンだけでなくイラストの練習の基本ですね。

大きく2色で表現するデッサンでは、線や塗り方のタッチが重要になってきます。そして光をとらえること。このためにデッサン練習をするといっても過言ではありません。

塗りの方向や陰影で表現するスキルを習得していきましょう!

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